環状2号線(新橋〜虎ノ門)地上部道路の愛称名。1946年に環状2号線の都市計画決定がされた後、68年経過した2014年に新橋〜虎ノ門区間が開通した。この地区は2012年に特定都市再生緊急整備地域に指定され、国際ビジネス拠点の形成が見込まれている。また、2014年に虎ノ門ヒルズ森タワーが建設され、2020年には東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」が開業するなど、現在もなお開発が進む地区である。
新虎通りは、東京の新たなシンボルストリートとして期待されており、沿道一帯が「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」に基づく街並み再生地区に指定されている。一方、この地に根付く伝統や文化を踏まえて「新虎通りらしさ」を創出するための新虎通り景観ガイドラインが定められている。将来イメージとしては、質の高い個性的なビルを受け入れることや店舗のにぎわいが通りににじみ出していること、そして、アート等の演出物などがある街並み描いている。
また、現在は新虎通りエリアマネジメントを中心にオープンカフェの設置や清掃活動、ロゴマークの作成などが行われている。また、道路占用許可の特例制度を利用し、歩道上には来訪者が滞留できるオープンカフェや店舗が設置され、地域の賑わい創出を図っている。