江戸時代に五街道の起点であったことから経済・文化の中心地として栄えた日本橋は、三越本店や日本銀行本店、三井本館といった歴史ある建築物が多く立ち並ぶ。現在では、三井不動産によって進められた「日本橋再生計画」により、市街地再開発事業に伴い2010年10月にコレド室町、2014年3月にコレド室町2・3、2019年9月にはコレド室町テラスといった様々な商業施設が開業している。
また、国家戦略道路占用事業としてエリアマネジメントに係る道路法特例が適用され、和をモチーフにしたストリートデザインが街歩きの楽しさを演出している。さらに、コレド室町3に隣接し日本橋川に面する街区も含む日本橋室町一丁目地区では、2026年度以降の完成を目指し、オフィスや商業施設などを含む超高層ビルの建設に加え、首都高速道路の地下化に合わせた日本橋川沿いの水辺空間の整備などが計画されている。