105幕張ベイタウン

エリア シンボル コミュニティ 1990年代

千葉市美浜区の幕張新都心につくられた街区型集合住宅地区。1995年に入居を開始し、2016年末時点で当初の計画居住人口である26,000人にほとんど達した。幕張ベイタウンは各街区が囲み型住宅で構成され、連続するポルティコに代表されるヨーロッパ調の街並みが特徴的であるが、本地区のデザインを決定した大きな要因が「マスターアーキテクト方式」である。街区ごとの各集合住宅はデザインガイドラインに基づいて設計されているものの、複数の建築家による異なったデザインを採用しているため、それぞれの街区では割と自由で多様なファサードが見られる。こうした都市デザインの先進性、創造性が認められて、1999年に住宅地として初めてグッドデザイン賞を受賞した。

完成年 1995年(街びらき)
所在地 千葉県千葉市美浜区打瀬
敷地面積 840,000㎡
計画・設計 コミュニティコア研究会(住民) / 土田旭 / 高谷時彦事務所 スティーブン・ホール・アーキテクツ、曽根幸一・環境設計研究所、KAJIMA DESIGN アルセット建築研究所、マヌ都市建築研究所、アーキドラマ
管理・運営 -
掲載雑誌 新建築, 1995年4月号 / 同1996年5月号 / 同2002年 5月号 / 同2018年 11月号