106さいたま新都心

エリア 動線・ネットワーク シンボル 2000年代

1986年に公表された第4次首都圏基本計画において埼玉中枢都市圏(旧浦和市、旧大宮市)が業務核都市に指定されたことを受けて、1989年に国鉄大宮操車場跡地に政府機関などの移転が決定し、土地区画整理事業で整備された。2000年に街開きが行われた本地区には、さいたま新都心駅を中心に商業、宿泊、業務機能のほか、官公庁の関東地方出先機関や大規模コンベンションセンターが立地する。地区の中心に位置する「けやきひろば」はランドスケープ・デザイナーのピーター・ウォーカーらによる個性的なランドスケープ・デザインで知られており、約1haの人工地盤上にケヤキ220本がグリッド上に植栽され、新都心に自然的な環境を創出している。

完成年 2000年(街びらき)
所在地 埼玉県さいたま市中央区新都心
開発面積 約47.4ha
掲載誌 日経アーキテクチュア, 2000年, 668号 / 新建築, 2017年, 9月号別冊