103横浜元町ショッピングストリート

ストリート 動線・ネットワーク シンボル 1980年代 2000年代

1947年に発足した商店街組織「協同組合元町SS会」の主導の下でストリート空間の整備が進められてきた。これまで大きな整備は3期に渡って実施され、1期目の1955年には階部分の壁面線のセットバック(1.8m)を、2期目の1985年には両側通行であった道路の一方通行化や車道の蛇行等のデザインによって車両交通の緩速化に取り組んだ。3期目の2005年にはセットバック部分と公道部分の舗装デザイン材質を合わせてストリート空間の高質化を図った。また、階フロアレベルから高さ15mまでのファサードの意匠を重視して色彩を制限するなど、景観づくりにも配慮している。元町SS会は自ら「元町まちづくり憲章」や「元町まちづくり協定」を締結するなど、意欲的に地域活動を推進している。

完成年 -
所在地 神奈川県横浜市 中区元町
総延長 約600m
幅員 11.6m
掲載誌 ランドスケープデザイン, 2005年, 42号