079天王洲アイル

エリア 自然・環境 イメージ

1925〜1939年にかけての埋め立てにより造成された天王洲。工場・倉庫として利用されていたエリアだが、1986年に土地利用転換が目指される。22haにも及ぶ開発が民間主導で進み、その後東京モノレール、りんかい線と次々に開通し、利便性も高く丁寧にデザインが施されたウォーターフロントエリア ”天王洲アイル”に生まれ変わった。

コンセプト「人間の知能と創造性に働きかける環境づくり」のもと開発され、エリマネ団体”TENNOZ”によりマネジメントされる天王洲アイルは、質の高い公共空間の充実が特徴。島・アイルを囲む運河沿いにはボードウォークが整備され、心地よい水辺空間が生まれている。文化施設も充実し、街を歩くと壁面アートなどのポップな楽しさを発見できる。

ちなみに、建築・都市の学生にとって天王洲アイルといえば「建築倉庫ミュージアム」が頭に浮かぶ。保存保管業を展開する企業「寺田倉庫」が運営するこのミュージアムでは、保管されている数々の建築模型が展示されている。著名な建築家による様々な模型の展示は、デザインを専門としていない人でも十二分に楽しい。天王洲に用事がなくても、ぜひ足を運んでみてほしい。

完成年 -
所在地 東京都品川区東品川2丁目
敷地面積 22ha
延床面積 -
計画・設計 -
管理・運営 -
掲載雑誌 -