101ラゾーナ川崎

建築+グラウンド シンボル 2000年代

東芝発祥の地である東芝川崎堀川町工場跡地の再生プロジェクトで、「屋根に覆われた町」をコンセプトにつくられた駅隣接型の再開発地区。多くの鉄道駅では駅舎正面に設置される交通広場をあえて敷地外周の北東側に寄せて、駅から商業施設に直結した直線的な動線を創出すると共に、その商業施設の中心には広大な広場を配することで、開放的な空間構成となっている。同商業施設には東西南北に通り抜け可能な歩行者動線も整備されているため、周辺地区から川崎駅へのアクセス性も大きく改善された。

完成年 2006年
所在地 神奈川県川崎市幸区堀川町72−1
敷地面積 72013㎡(商業ゾーンのみ)
延床面積 172703㎡(商業ゾーンのみ)
計画・設計 山下設計+リカルド・ボフィル
掲載誌 新建築, 2006年, 12月号