004銀座

建築+グラウンド イメージ 1950年代以前

明治5年の大火を契機としてつくられた銀座煉瓦街は、日本初の近代都市計画として知られる。その後も関東大震災や戦災のたびに建物の被害を受けたが、江戸時代につくられた碁盤目状の街区形状を維持したままに復興を遂げてきた。いまでは日本を代表する高級商業地としてその地名はブランドとなり、日本各地に「○○銀座」と名の付く地名も多く存在する。

銀座では近年、建物の老朽化や社会情勢の変化を背景に、複数の大規模再開発が動いている。20163月には数寄屋橋交差点で「東急プラザ銀座」が、同年9月には四丁目交差点に「GINZA PLACEE」が、20174月には銀座通り沿いに「GINZA SIX」が開業するなど、まちは日々進化を遂げている。これら銀座で行われる開発を通じて「銀座らしさ」を守っていくために、銀座では「銀座デザインルール」を設けて景観やデザインの指針を示すなど、協議型まちづくりを進めている。

完成年 -
所在地 東京都中央区銀座7丁目9-18
敷地面積 -
掲載雑誌 -