006歌舞伎町シネシティ広場

建築+グラウンド シンボル 1950年代以前

当時東京都都市計画課長であった石川栄耀が歌舞伎町町会⻑であった鈴木喜兵衛氏から相談を受け、「道義的繁華街を建設する」という構想の下で実現した広場である。本広場は戦災復興土地区画整理事業を通じて形成され、「広場を中心として芸能施設を集める、健全なまちにする」という目的のため、「日本の伝統的盛り場で見られる空間構成」と「⻄欧広場でみられる設計手法」によって特徴的な広場空間を形成している。本事例で特筆すべきは、空間のみならず周辺土地利用と一体的に広場が設計された点であり、こうした設計上の配慮の結果、半世紀以上が経った今日でも常に多くの賑わいが見られる広場としてあり続けている。

完成年 1947年(区画整理事業完了年)
所在地 東京都新宿区歌舞伎町1丁目19
敷地面積 920㎡(イベントスペースとして利用可能な面積に限る)
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