067芝浦アイランド

エリア 水辺 歴史・文脈 イメージ 2000年代

港区芝浦4丁目に属する、周囲を運河に囲まれた島状の地区における新三井製糖工場・都電車両工場等の跡地の開発。全国初の高層住居誘導地区の指定(1999年)や、東京都・港区による都心居住推進モデル地区の指定を受けており、官・公・民連携により超高層マンション4棟や港区の公共施設、遊歩道等が整備され、2007年に街びらきが行われた。
地区の開発にあたっては、民間事業者とUR都市機構を中心として街づくり推進協議会が組織され、「ブロックリノベーション」の思想の下、デザインガイドラインによる建物外観、植栽、照明計画などのデザイン調整が行われており、地区全体で統一感のある街並みとなっている。また、開発前からこの地区で育つプラタナスの大木をシンボルツリーとして街区公園に移植し、土地の歴史を継承している。街区公園の他にも、島を一周する約1.3kmの遊歩道や耐震護岸、クルーザーが停泊可能な桟橋などが整備されており、親水性の高い居住環境が実現されている。

完成年 2007
所在地 東京都港区芝浦4
敷地面積 -
延床面積 -
計画・設計 -
管理・運営 -
掲載雑誌 -