1971年に吉祥寺駅前再開発事業の一環として設置された旧・吉祥寺サンロードアーケードが築後30年を経て老朽化が進んだため行われた架け替えの整備事業である。
2001年に商店街振興組合主催で専門家で構成された審査委員会が設置され、アーケードでは全国初の公開デザインコンペが実施された。
アーケードはメンテナンス費用削減のため屋根開閉システムを取り入れて、昼は開放的な空間、夜は膜屋根への映像投影による華やかな空間を目指した。また斬新な膜構造を現しにしており、アーケード両側上部には電力、通信ラインが設置され、都市インフラとしての機能も果たしている。
全長約300mのアーケードは商店街の天蓋としてだけでなく、吉祥寺北エリアの歩行空間の骨格として、周辺地域の活性化につなげる都市装置を目指している。
045吉祥寺サンロードアーケード
ストリート エリア 歴史・文脈 動線・ネットワーク 2000年代
完成年 | : | 2004 |
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所在地 | : | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目 |
敷地面積 | : | 2481㎡ |
延床面積 | : | - |
計画・設計 | : | 川元明春建築設計事務所 |
管理・運営 | : | - |
掲載雑誌 | : | - |