096大川端リバーシティ21

水辺 シンボル コミュニティ 1990年代

IHI(石川島播磨重工業)東京工場跡地などに整備された、超高層マンションを中心とした住宅地。東京ウォーターフロント開発の先駆けであり、超高層住宅という画期的なライフスタイルの原型となった。

特定住宅市街地総合整備促進事業整備計画である「大川端リバーシティ21開発事業」は、住宅・都市整備公団(現:都市再生機構)、東京都住宅局(現:東京都都市整備局)、東京都住宅供給公社、三井不動産の官公民共同開発の方式で1986年に着工し、2010年に最後に残ったオフィスビルが竣工して約20年かけて完成した。街区は東・西・北の3ブロックと教育施設用地から構成され、スーパー堤防による親水性の高いウォーターフロント空間が整備されている。

超高層棟7棟は、高さやデザインに違いがありながらも全体として統一感があり、隅田川と調和した景観が美しい。特に永代橋からの眺めが有名である。

完成年 1992~1999
所在地 東京都中央区佃
敷地面積 -
延床面積 -
計画・設計 日本設計、三井建設
管理・運営 三井不動産、住宅都市整備公団、東京都、東京都住宅供給公社
掲載雑誌 -